3月28日木曜日、「テクノロジーの地政学」の共著者であり起業家、VCとして
も活躍中の吉川欣也氏をゲストに招き、SVJEN主催のセミナーがPalo Alto
Wilson Sonsini Goodrichにて開催された。吉川さんは、1999年9月にサンノゼで
共同創業の IP Infushion Inc を2006年にACCESSへ5000万ドル(約50億円)で
売却。Exitを経験しているアントレプレナーとしても有名で現在VCとして
GW Venturesのマネージングディレクターを務めている。
シリコンバレーに来た動機、今までの苦労話しや、成功の秘訣、起業する人達への
アドバイスなど今まさに起業を考えている方、起業をしたばかりにとってはとても意義のある話となった。
また、現在のGW Ventures の業務内容や現在のビジネスで毎月中国を訪問しており中国市場の動きや、北京や上海で最近新店舗を展開しているHEMAや小米(シャオミ)の事例を分かりやすく紹介。
2017年11月に深圳にオープンした小米の旗艦店のデザインは、Apple Storeを実際に手掛けた
SFベースのエイト に委託するなどデザイン性を追求したつくりとなっている。
深圳にオープンした小米の旗艦店
シリコンバレーを拠点とする日本企業も日本のみならず、中国市場と直接ビジネス展開していく重要性を話した。いかに中国市場が重要かという理解を深める事のできる価値あるセミナーとなった。