エンジニアはアーティスト、プログラミングはアートである。
一般的に、会社を設立しIPOするまでには平均30年ほど、テック企業でも10年以上は掛かると言われている。
そんな常識を覆したのがご存知メルカリだ。2013年の日本での創業後、わずか5年程で(昨年2018年6月)マザーズ上場するなど、日本を代表するスタートアップカンパニーとなり、かつその規模からも日本を代表するユニコーン企業となった。

日本では、メルペイ、鹿島アントラーズの経営権を取得するなど、昨年のマザーズ上場後、潤沢な資金を利用して積極的に投資を続けている。
米国では、2014年1月にサンフランシスコ・ダウタウンにオフィスを立ち上げた後2016年6月には、1000万ダウンロード達成、9月には2000万ダウンロードを達成するなど日米ともにスピードを重視した戦略で業務拡大をしている。
特に要のエンジニア部隊は、世界中から優秀なエンジニアを六本木本社に集結させ、その数はエンジニアだけでも数百名に達している。
今回は、Mercari Japan リリース前にチームにジョインし、USオフィス立ち上げと同時に米国に転籍。2019年7月にMercari Japanに復帰したAdvanced Technology TeamでManagerを務めるBocelli Huさんに話を伺った。Mixi、DeNA、そしてMercariと常にテックリーディングカンパニーを渡り歩いているBocelli氏に話を伺った。