起業は、年齢が高くなるにつれて成功する確率も高くなるという調査報告もでる一方、抱えるものが大きくなりリスクを取りづらくなるのも事実だ。家族の反対などがあれば、尚更大きな一歩も踏み出すのも難しくなるだろう。
そんな中、「まさにこの時代にシアトルのイノベーター達と密接に仕事ができるのは、私にとっても最高の喜び」と笑顔で語るのは、2015年にシアトルで起業したIFCの江藤 哲郎氏だ。
アスキー、マイクロソフトを経て、92年に電通へ入社。その電通を退職してまでシアトルでの起業にこだわったのには、どんな理由があったのだろうか?

2019年11月には日経BPシリコンバレー支局長の市嶋 洋平氏との共著
を発行するなど執筆面での活動も行っている他、WEDGEでの連載も行っている。
以前であれば、シアトルはボーイングを中心とした航空産業の街というイメージが圧倒的に強かったのだが、2015年の調査によるとテック産業に関わる従業員が、航空産業のそれを上回った。
シアトルは、今AIの街に変わろうとしているのか?