AIゲームチェンジャー シリコンバレーの次はシアトルだ  元電通社員がシアトルで起業した5つの理由

*起業をするのにシアトルを選ばれた理由を教えて下さい。

著書にも書いたのですが大きな理由は、5つあります。

1AIエンジニアを育てるエコシステムがしっかりしている

2ビジネス分野(B to B)に強いスタートアップが多い

3「日本」を受け入れるポテンシャルが高い

4エリアの全体像を短期で効率良く把握できる

5シリコンバレーよりも生活費・人件費等のコストが低く抑えられる

1に関していいますと、本社を構えるマイクロソフトやアマゾン、最近ではアップル、グーグル、フェイスブックなどが研究開発拠点を構えてAIの人材獲得合戦を繰り広げております。

また、米国のテックジャイアントが地域経済を牽引している最も大きな理由の一つとして、将来の優秀な人材を地元の大学と協力しながら育てている点が挙げられます。地元で代表的な存在が、ワシントン大学ワシントン州立大学シアトル大学。

ワシントン大学は全米でも広く知られている著名校であり、ミシガン大学・カリフォルニア大学バークレー校・ノースカロライナ大学・バージニア大学などの州立大学トップ校で形成される名門校グループ「パブリック・アイビー」の一つに数えられる。

 

テック企業の成功者達が各大学に多額のドネーションを実施するなど、産学連携で人材育成をするシステムが整っているのです。

3に関して言えば、シアトルのスタートアップ企業が最も日本の大企業に魅力を感じている点は二つあって、まず「日本企業の持つ販路」です。日本企業が長年培ってきた国内や世界での販路を利用して自分たちのプロダクトを販売していきたいと考えているのです。さらに「ブランドパワー」です。信用度の高い日本企業と販売などの事業提携をすればスタートアップの価値向上に繋がります。

 

4は、シリコンバレーと比較してもシアトルのAIインダストリーは、シアトル市内とそのイーストサイド(ベルビュー、レドモンドなど)に集約されており、1週間も滞在すれば、全体像がすぐに把握できるのです。

私もマイクロソフト出身者ですが、この会社は、顧客を抱えたままチームごと起業する人達がとても多い。それでもお互いに協力関係を築きながらビジネスに取り組んでいる

そういったエコシステムが既に出来上がっているのも一つの特徴ですね。

 

AIミートアップでマイクロソフトを訪問してのセッションの模様

 

 

 

Close Menu
×
×

Cart