2005年10月に設立されたGoogle.org は、ヒスパニック伝統期間中(9/15-10/15)に、ヒスパニック系・ラテン系オーナーが運営するビジネスに$5,000の補助金並びに、コーチング、リソース支援を合わせた「Powering Up LatinX Business」プログラムを発表し受付を開始した。
このプログラムは、カリフォルニア、テキサス、ニューヨーク州に拠点のある500を超えるヒスパニック系・ラテン系オーナーのスモールビジネスが対象となっている。
米国では、人種別、ジェンダー別、エリア別でのCOVID-19パンデミックよって引き起こされた経済的混乱に差が生じているというデーターが数多く発表されており、特に打撃の大きい企業をピンポイントで救済するのがこのファンドの目的だ。
Yelpが発表した、レストラン店舗閉鎖状況の記事は、こちら。
PowerUp FundとUreekaは共に、ビジネスの成長を補助金で支援するだけでなく、将来もその成長を続けるためのビジネス戦略、マーケティング、ファイナンスなどの支援も行う。通常は、米国大企業が有料で受けているような支援を受けることも可能で他のファンドプログラムよりも一歩突っ込んだ形のプログラムである事は間違いない。
過去にこのプログラムを修了した企業のうち、80%が50%以上の収益成長を遂げた実績もある。
申し込みは、こちら。
米国の大企業は、COVID-19パンデミック以降、素早く多額の予算で様々な支援プログラムを発表しているのが特徴だ。その一方で日本の大企業が取り組んでいるスモールビジネス支援活動などのニュースが非常に限られているのがとても気になる所だ。
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