スタティスタのレポートによると米国におけるCovid-19のワクチンを接種率は、2020年12月14日に接種を開始して以来、500万回の接種が実施されたと報告。
これは、米国民100人あたり1.5人に相当する数字。しかし、その数値はCDCが12月末に設定した2000万の接種目標をかなり下回っており、先週の木曜日、彼らは、1700万回分のワクチンが各州に配布されたと述べた。
各州への配布・州民のワクチン摂取のペースが当初の目標よりも遅れている事が証明される事になった。ブルームバーグからのデータを利用するこの地図に見られるように、州によって摂取率に大きな差があるという事実だ。
すべての州には、人口にほぼ比例したワクチンの割り当てが行われている。ブルームバーグのデータによると、サウスダコタ州とウェストバージニア州は、2021年1月6日までに、州民100人あたり3人を超える割合で摂取を実施済。現在、ジョージア、アラバマ、ミシシッピ、カンザス州の4州で摂取が最も遅れており、現在のワクチン接種率は、住民100人あたり1回未満となっている。
ちなみに世界の摂取率に目を向けると、中東イスラエルが世界最速で「3週間で全国民の2割が摂取」と毎日新聞が報じている。
日本は、今年春以降から国民への摂取が始まると予想されているだけに、各国の事例を事前検証しスムーズに摂取が行えるよう周到な準備が必要になりそうだ。