更に、Forebesでは、「就職に強い米国法科大学院ランキング」も2017年に発表している。毎年多くの弁護士や医者が海外留学に挑んでいるが圧倒的に人気の国は、やはり「米国」だ。
各ロースクールのランキングは、以下の指標の加重平均に基づいて算出。
①品質評価(学長、学部長、教授、弁護士、裁判官等の評価)、
②入試スコアの中央値(LSAT・GREスコアの中央値)
③卒業生の就職率
④管轄州の弁護士試験合格率
⑤教員リソース(学生一人当たりへの支出額)
⑥学生と教員の比率
⑦図書館リソース
Top1 イェール大学ロースクール
年間授業料:$66,128
生徒数:630
米国コネチカット州ニューヘイブン市に本部を置く、1701年創設の私立大学。 アメリカ東部の名門大学群アイビー・リーグに所属する8大学のうちの1校。
世界最高峰の大学の一つとして数えられ、5人の大統領、19人の米国最高裁判所判事、49人以上のノーベル賞受賞者、500人以上の米国議会議員[6]、ハーバード大学の公式ライバル校。
Top2 スタンフォード大学ロースクール
年間授業料:$64,544
生徒数:567
1893年に設立。毎年のロースクールの申請期限は2月1日。フルタイムのプログラム申請料金は85ドル。 学生と教員の比率は4.1:1。合衆国最高裁判所での初めての女性判事であるサンドラ・デイ・オコナーや合衆国最高裁判所の首席判事であるウィリアム・レンキストを輩出。
Top3 ハーバード大学ロースクール
年間授業料:$67,081
生徒数:1,740
1817年設立。修了生には、バラク・オバマ大統領や共和党大統領候補であったミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(共和党)などがおり、2008年に当選した台湾の馬英九総統は、LL.M.、S.J.D.の修了である。またミネベアミツミの貝沼由久代表取締役社長も87年に修了している。
Top4 コロンビア大学ロースクール
年間授業料:$72,465
生徒数:1,244
1858年に設立。イェール・ロー・スクールやハーバード・ロー・スクール、スタンフォード・ロー・スクールなどに並ぶアメリカ合衆国のトップロースクールの一つ。現在までに9人の合衆国最高裁判所判事を輩出。
Top 5 シカゴ大学ロースクール
年間授業料:$66,651
生徒数:614
ジョン・ロックフェラーを始めとした実業家が行った寄付により、1902年に設立。T14 (学校)を構成するアメリカ合衆国の法科大学院。