クリスティアーノロナウドが、今年6月14日に行われたEURO2020の試合前の記者会見で突然、「水」と叫んで物議を呼んだ。コカコーラのボトル2本をショットから外し、人々に水を飲むように勧めたのだ。スーパースター選手の発言がどの程度影響があったかは測定できないが、この直後、コカ・コーラの株価は下がり、時価総額は約40億ドル(約4424億円)が消えた。
これは、ロナウドの様なスーパースター選手や有名人が持っている巨大な影響力を示している。彼ら自身は、もちろん自分達の影響力の重みをしっかりと理解しているに違いない。3億人を超えるInstagramフォロワーへのスポンサー付き投稿など、さまざまな方法で瞬間的に利益を挙げているのだ。
ソーシャルメディアマーケティングプラットフォームHopperHQの分析によると、ロナウドはスポンサー付きの投稿ごとに他のInstagramインフルエンサーのほとんどを獲得しており、一回の投稿で平均約160万ドルを稼いでいる。
それでは、最も稼ぐ世界のトップインスタグラマーランキングを見てみよう。
Top 1 クリスティアーノロナウド
(プロサッカー選手)
Top 2 ドウェイン・ジョンソン
(俳優)
Top 3 アリアナ・グランデ
(ミュージシャン・女優)
Top 4 カイリー・ジェンナー
(モデル・女優)
Top 5 セレーナ・ゴメス
(ミュージシャン・女優)
Top 6 キム・カーダシアン
(女優)
Top 7 リオネル・メッシ
(プロサッカー選手)
Top 8 ビヨンセ・ノウルズ
(ミュージシャン)
Top 9 ジャスティン・ビーバー
(ミュージシャン・俳優)
Top 10 ケンダル・ジェンナー
(女優)
トップ10の職業別内訳を見ると、スポーツ・サッカー選手が二人。後は、俳優・女優・ミュージシャンといったいわゆるタレント業となっている。性別を見ると、男性4名に対し女性が6名となっており、ソーシャルメディア業界では女性の優位性が伺える事が分かる。