全米家電協会(CTA)は、「パンデミック後の政府による寛大なチェックと、自宅待機命令・リモートワーク推進によるテクノロジーに対する消費者の需要の増加のおかげで、2021年が米国のテクノロジー業界にとって記録的な年になるだろう。」と語った。最新の年2回の業界予測では、CTAは年初予想から売上を487億ドルにアップグレード。記録的な伸びとなった2020年から更に7.5%の増加予想を報告した。
「パンデミックは、消費者とテクノロジーとの繋がりをより強固なものにした。」と、CTAの社長兼CEOであるゲイリーシャピロは述べている。 「仕事から学習、愛する人とのつながりの維持、健康管理に至るまで、テクノロジーは私たちの生活を向上させる上で重要な役割を果たしてきた。テクノロジーは、イノベーションが危機に直面しても我が国を回復力のあるものにすることを何度も証明してきた。」
5Gへの移行が続く中、スマートフォンが今年も業界成長の主要な推進力になると予想されている。2021年10月現在でもシリコンバレーを拠点とする多くのアメリカ人がリモートワークを強いられている。スマホに続いてラップトップ・タブレット商品も引き続き強い需要が予想される。
そして成長力に注目すると、健康とフィットネスのテックデバイス(スマートエアロバイクやトレッドミルなど)、ゲーム機が高い成長を続けると予想される。一方、アレクサ、グーグルホームを代表とするスマートホームの収益は、あまり期待が出来そうもなさそうだ。
