コロナ禍における映画館の閉鎖、並びにNetflixやDisney plusといったストリーミングの台頭等でここ数年は、「映画館離れ」という言葉がよく聞かれるようになった。一方では、過去最高興行収入といった言葉も踊り、映画人気が復調したようにも伺える。
生涯の映画興行収入には、2015年リリースのStar Wars: Episode VII – The Force Awakens (2015)が$936,662,225で堂々の一位となっている。
しかし、昨年12月 16日の劇場公開から 3 週間後の現在、「Avatar: The Way of Water (2022)」は 2022 年の最高の興行収入を上げた映画であるだけでなく、史上 10 番目に高い興行収入を上げた映画となっている。 今年1 月 6日の時点で世界の興行収入は 15 億ドルを超えており、2009 年の「アバター」の続編は、Covid-19 パンデミックの開始以来、そのマイルストーンを通過した 2 番目の映画であり、史上 4 番目に速い記録を保持した。
Box Office Mojo によると、2022 年のリリースで 15 億ドルのマイルストーンに到達したのは
「Avatar: The Way of Water (2022)」だけであり、もう 1 つの注目度の高い続編である「トップガン: マーベリック」は、世界の興行収入が 14 億 9000 万ドルとわずかに及ばなかった。 「ジュラシック・ワールド:ドミニオン」が 2022 年のトップ 3 にランクインし、今年も過去にヒットした映画の続編シリーズや大手映画フランチャイズ(MCU等が上位をほぼ独占する結果となっている。