マスク氏の Twitter買収 劇やそれに伴う混乱が、Tesla の自動車の需要に重大なマイナスの影響を与えているかを判断するにはまだ時期尚早だが、米国および世界の多くの地域でEV市場に圧倒的な優位性は依然以下のデータではっきりしている。
Kelley Blue Book のデータによると、2022 年の1月〜 9ケ月間に米国で最も売れた電気自動車 6 台のうち 4 台がテスラ車であり、同社で最も人気のあるモデル Y とモデル 3 は競合他社を圧倒していることが分かる。 全体として、Tesla は 2022 年の最初の 3 四半期で EV 市場の約 3 分の 2 を獲得し、通年の出荷台数は第 4 四半期の大きな変化の影響をあまり受けていないようだ。
それを裏付けるように同社株価も年初来+6.36% (1月17日現在)と巻き返しとなっている。
しかし、台頭する中国のEV自動車各社との販売競争や世界経済原則による販売値下げを強いれらる等、今後更なる競争激化が
待ち受けている事は間違いないだろう。