第22回 AI “オンラインミートアップ” 開催決定

市場全体としては縮小傾向にあるが、逆にここにきて勢いを増してきているのがAI分野。2015年設立のOpen AI社がマイクロソフトから100億ドルの出資を受けるなど、生成AI関連、それに伴う半導体関連は今年も充実した年になりそうだ。

 

ワシントン州政府商務省(日本代表: 江藤哲郎)は、Orrick 、SWAN Venture Groupとの共同主催で、第22回Japan Seattle AI Innovation Virtual Meetupを日本時間1月24日(水)25日(木)午前9時、米国時間1/23 Tue、1/24 Wed 16:00 PSTからZoomで開催すると発表。パンデミック終焉となった2023年は、オンラインからオフラインにシフトし6月に日本、9月にシアトルでそれぞれイベントを実施しており、オンラインイベントは一年振りの復活となる。

昨年のオンラインイベントの様子は、こちらから。

Japan Seattle AI Innovation Meetupは、パンデミック前の2019年までシアトルでリアルイベントとして14回開催。約100社・延べ300名以上の日本企業が参加し、シアトルのスタートアップ13社及び中堅・大手3社が日本に拠点を開設するなど数々の提携事例がある。パンデミック以降の2020年より、オンライン短縮版に切り替え、一日5社ずつ1時間、2日間にわたり合計10社の最先端スタートアップによるピッチをオンラインライブで日本企業の参加登録者に届けてきた。

数あるオンラインイベントの中でも実績重視・成果主義なのが最も大きな特徴と言える。

 

 

 

 

Japan Seattle AI Innovation Meetup の主催者でもあり米国ワシントン州政府商務省日本代表代表を務める江藤氏に、昨今のスタートアップ環境に関して伺った。

© Naonori Kohira

 

「昨年米国の金融引き締めの影響により不透明な経済状況になった事を受け、シリコンバレーに次ぐ西海岸のスタートアップ集積地シアトルでも、年後半からリスクマネーの流入が急減速し、スタートアップの選別が始まりました。その影響を受けているのはアーリーステージだけでなく、レイトステージでも状況は同じで、昨年10月にユニコーンの1社Convoyが事業閉鎖となりました。」
Convoy社といえば、ベゾスやゲイツが投資家に名を連ねるシアトル発のスタートアップ。ユニコーン企業で、CNBCの2023年ディスラプター50社にもランクインされるている。
トラックのUberとも呼ばれた同社の行き詰まりは、単に資金調達面だけでなく、同社のドメインであるロジスティクス全体が直面する課題も浮き彫りにしていると感じます。米中対立、ロシアのウクライナ侵攻後のサプライチェーンの問題などでシアトルなど主な港湾での物流も影響を受けている為です。」
「しかし、そういった状況下でも、AIの開発やAIを活用したスタートアップがシアトルでは多く興隆するため、生成AI、Web3(特にブロックチェーン)の分野で特徴を持つスタートアップの資金調達は順調であると感じます。
また、伝統的に強いバイオメディカルの分野では、グローバルなバイオファーマ各社がこの地の有望スタートアップの買収に留まらず、上場している大手をも飲み込むビリオンダラーディールが昨年から増え今年に入って更に加速しています。各国の高齢化の進行や感染症対策へ対応するイノベーションは引く手数多と言えます。ワシントン州では過去10年間に渡るインズリー知事の陣頭指揮で、クリーンテクノロジーの研究開発が世界の先端を走っているのも特徴です。」
ワシントン州インズリー知事と江藤氏
「中でもフュージョン(核融合発電)ではHelion Energyが2028年までにマイクロソフトに送電する契約を締結するなど、夢の新エネルギー実現に向けた取り組みが世界中の注目を集めています。旧式の原発への対応に苦しむ日本がどう参画し協業できるか?期待したいと思います。」と語り、一部スタートアップでは選別が始まっているがAI、クリーンエネルギー、バイオ等シアトルが強みとする分野は、今年にかけて更に成長が期待できるようだ。

 

 

シリコンバレーに拠点を構える日系企業、駐在員スタッフにはシアトルのスタートアップ企業のピッチを聞けるまたとないチャンスだ。

1日目: 1月 24日 (水 )午前 9時~ 10時 JST
Day 1: 1/23 Tue 16:00-17:00 PST
2日目: 1月 25日 (木 ) 午前 9時~ 10時 JST
Day 2: 1/24 Wed 16:00-17:00 PST

 

イベント無料視聴の申し込みは、こちら

 

※各講演は英語で、スタートアップのピッチ毎の解説などは、一部日本語も使用。

※聴講のお申込みは2日間通しのみで無料。登録は必ずアルファベットで入力要。

※SWANベンチャーグループによるイノベーターピッチセッションスタートアップリストについて。SWANベンチャーグループはワシントン州のスタートアップ多数をスクリーニングし、このミートアップに最適なスタートアップ10社を選定している。 参加の日本企業でこれらのスタートアップとの事業提携や投資に関するご質問や面談ご希望の際は、SWANの松井洋(hm@swanvg.com)まで連絡を。

 

共同主催: Co-organizers:

Washington State Department of Commerce (WSDoC=ワシントン州政府商務省)

Orrick Herrington & Sutcliffe (Orrick=オリック法律事務所)

SWAN Venture Group (SWANベンチャーグループ)

特別共催: Special Co-Organizer:

Consulate General of Japan in Seattle(CGJ=在シアトル日本国総領事館)

Japan External Trade Organization(JETRO=日本貿易振興機構)

New Energy and Industrial Technology Development Organization

(NEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構)

後援: Supported by:

Kobe Trade Information Office(KTIO=神戸市シアトル事務所)

Shin Nippon Biomedical Laboratories, Ltd.(SNBL=株式会社新日本科学)